Social Contribution Activities 社会貢献活動

患者さんとそのご家族への支援

リード文

小野薬品工業株式会社 サステナビリティ推進部サステナビリティ推進室, 小野薬品工業株式会社 サステナビリティ推進部社会貢献推進課, system

医療情報の発信

疾患啓発や正しい情報の提供を目的とした疾病関連の市民公開セミナーへの協力・開催を行っています。
2025年度は慢性腎臓病、人工透析、がんなどの領域を中心に5回のセミナーを実施し、約950名の方に参加いただきました。また、コンテンツやアプリを通じ、継続的に医療に役立つ最新の情報を発信しています。

提供コンテンツとアプリ 取り組み内容
「ONO MEDICAL NAVI 患者さんとご家族の皆さまへ」 疾患領域別に情報提供していたウェブサイトを1つに統合し、必要な情報にスムーズにアクセスいただけるように改修しました。
がん、パーキンソン病、変形性関節症、糖尿病、心不全などの疾患における主な症状や検査、治療の概要などを紹介しています。
がん免疫やがんに伴う疾患に関する情報に加え、AYA世代でがんを経験したご夫婦のインタビューなど、患者さんやご家族が直面する社会的問題や必要とされる支援に関する情報も掲載しています。
さらに、動画による運動療法の紹介、時短レシピ、プランター菜園など、日々の生活に取り入れやすい情報を通じて、患者さんの健康で充実した暮らしをサポートします。
「ふくサポ®」
(副作用管理支援デジタルツール)
免疫チェックポイント阻害薬で治療を受けている患者さんのセルフケアの向上、副作用の早期発見の手助けとなるふくサポアプリを無償提供しています。
患者さんが、日々の体調や副作用を管理アプリに記録することに加え、医療機関に連絡した方が望ましいと考えられる症状がある場合、スマートフォンの画面上でアラートを表示します。また、ご家族の方などと記録内容を共有することも可能です。
「バアちゃんの世界」(ショートムービー) 認知症は日常生活に関わる病気であり、症状が分かりにくいことや、気づいてもどのように対処すればよいか分からない場合が多くあります。
「バアちゃんの世界」では、認知症の方とご家族・介護者の日常生活での葛藤や悩みにどのように寄り添うか、スキンシップの大切さなどについて紹介しています。
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リレー・フォー・ライフへの参加

2014年度から、社会貢献活動の一環としてリレー・フォー・ライフ(RFL)に参加しています。リレー・フォー・ライフは、日本対がん協会とリレー・フォー・ライフの実行委員会が実施しているチャリティ活動であり、がんと向き合い、がん征圧を目的として、全国で実施されています。当社は研究所や工場など、事業所所在地エリアの開催場所を中心に、社員が継続して参加しています。2025年度は、全国16か所の会場に計316名の社員が参加しました。

リレー・フォー・ライフの会場に設置した当社のブースでは「メッセージフラッグ」を作成しています。参加者の皆さんに当社社員に伝えたい想いを「メッセージフラッグ」に綴っていただくことで、参加者の皆さんとのコミュニケーションにつながっています。今後もリレー・フォー・ライフを通じて、がん患者さんとそのご家族への支援を継続していきます。

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スポーツを通じた長期療養児の支援

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日本全国には約25万人の長期療養児がいるとされています。長い入院、辛い治療により同世代と同じ経験ができないまま年齢を重ねていく子どもたちが多くいます。当社は、そんな子どもたちに寄り添い「長期療養を必要とするこどもたちに最高のこども時代「青春」を実現するTEAMをつくる」活動を進めている認定NPO法人「Being ALIVE Japan」を支援・協働しています。2025年度はBeing ALIVE Japanが開催した長期療養児を対象とした6つのスポーツイベントの開催に協力し、計62名の社員がボランティアとして参加しました。
11月には兵庫県神戸市・しあわせの村で、3回目となる「TEAMMATESスポーツキャンプ関西」の開催を支援しました。1泊2日の日程で開催されたスポーツキャンプには10家族が参加され、子どもたちはプロのアスリートによる手ほどきを受けながらカーリング、サッカー、野球など様々なスポーツに取り組みました。当社からは19名のボランティアが参加し、スポーツの補助やご家族のサポートを行いました。また、このスポーツキャンプでは、薬に興味を持ち、薬との向き合い方に良い変化があることを願い、当社の独自企画である理科の出張授業「薬のヒミツ・マナブ」も開催しました。白衣姿で実験に望んだ子どもたちは、錠剤を溶かす実験で薬が溶けていく様子を興味深く観察していました。

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闘病中の子どもたちへのスノーギフト

当社は2014年度より、病気とたたかう子どもたちのための夢の医療ケア付キャンプ場を運営する公益財団法人「そらぷちキッズキャンプ」(北海道滝川市)を賛助会員として継続的に活動をサポートしています。
2021年度からは、キャンプ場のさらさらの新雪を箱に詰め、雪の降らない地域の医療機関に入院中の子どもたちに届けて雪遊びを楽しんでもらう「スノーギフト」へのサポートを行っています。病院内でのスムーズな荷物の受け渡しができず、箱詰めの雪がとけてしまうケースがあったため、日頃から病院に訪問・活動している当社MR(医薬情報担当者)が宅配業者から荷物を受け取り、医療機関の担当者へ直接「新雪」を届ける「雪運びボランティア」としてお手伝いしています。2025年度も、当社のMRが全国14施設の医療機関の担当者に「そらぷちキッズキャンプ」からのスノーギフトを手渡しで届け、雪に触れる機会のない入院中の子どもたちに雪遊びの楽しさをプレゼントすることができました。また、社員ボランティアが手作りしたフェルト製ワッペンも雪と一緒にお届けしました。後日、雪遊びをした子どもたちや保護者、医療スタッフから喜びの声や手紙が届けられ、参加した社員からは、「楽しさ(雪)を届ける」お手伝いができてよかったとの感想が寄せられました。

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ワールドキャンサーデーの支援

ワールドキャンサーデーは、「世界中でがんに対する意識を高め、行動を起こす日」としてUICC(国際対がん連合)が定めた日です。小野薬品はその趣旨に賛同し、2025年からパートナーとして活動を支援しています。
2026年のワールドキャンサーデーでは、がんによって生活や人生が一変することを考え、体験する気持ちを表現するため、「逆さま」の写真を撮影して発信する「UPSIDE DOWN CHALLENGE」に参加しました。
小野グループの国内外の社員がこの取り組みに賛同し、がん患者さんに寄り添う気持ちを一つにしてチームで写真を撮影し、モザイクアートを制作しました。モザイクアートでは、ONOの文字は逆さにしてもONOであることから、ONOグループが患者さんを支援する不変の想いを表しています。

(参照)
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Send A Smile Todayでがん患者さんを支援(米国)

2025年10月に開催されたDeciphera社のグローバル全社集会で、Deciphera社と小野薬品の従業員が、がんサバイバーのキム・ホワイトハウス氏が2013年に設立した非営利団体「Send A Smile Today」を支援する活動を行いました。「Send A Smile Today」では、診断から回復までの過程で患者さんが孤独を感じないよう、励ましのメッセージカードを贈っています。集会では、従業員たちが何百枚ものカードに、手書きで励ましのメッセージを書き、全米のがん患者さんに届けました。この活動は、がん患者さんを支援し、「決して一人ではない」と感じてほしいという小野薬品グループの共通の想いを反映しています。

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小児がんの子どもたちとご家族の支援(韓国)

韓国小野薬品は、2019年から小児がんNGO団体「ハンビット愛の後援会」を支援しています。当団体が運営する「ハンビット愛ハウス」は、入院や通院のため、長距離移動を必要とする小児がんの子どもたちとご家族が利用できる滞在施設です。
2025年度は韓国小野薬品の社員とその家族が「ハンビットの子どもたちのためのサンタになろう(Be a Santa for Hanbit Children)」のイベントを実施しました。病気と闘う子どもたちやご家族にとって癒しのひとときとなるように、手紙やイラストを添えてプレゼントを施設に届けました。

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献血への取り組み

当社では、日本赤十字社の献血活動に積極的に協力し、本社をはじめとした主要な事業所で献血バスによる団体献血を実施しています。また、本社では併せて骨髄ドナー登録受付も実施しています。

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