当社は、いまだ満たされていない医療ニーズに応え、医学の発展に貢献できるよう取り組んでいます。
1988年に、当社からの寄付を基金とした公益財団法人小野医学研究財団が設立されました。本財団は、脂質代謝異常の分野に関する研究助成を行うほか、各種事業を通じて、当分野の治療や研究の振興を図り、国民の健康と福祉に貢献することを目的としています。設立以来毎年、研究助成および研究奨励助成を行っており、2021年度には、早石修記念賞1名、研究助成対象者12名、研究奨励助成対象者(満40歳以下)16名が、それぞれ選ばれました。
また、生化学に関わる生命科学全般の研究に意欲的な研究者の海外留学のための公益社団法人日本生化学会の新事業「早石修記念海外留学助成」に対し、2017年度から支援を行っており、2022年度の対象者として、2021年10月に8名の研究者の方への支援が採択されました。加えて、ONO Pharma Foundationによる海外研究者への研究助成を通じて、研究の振興を図り、イノベーションの土壌作りに貢献しています。